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　日米作家国際交流展実行委員会が主催する「日米作家国際交流展2015 in Kyushu + Kyoto」が、関係各機関のご協力のもと、昨年8月〜9月に開催されました。本展は九州福岡と米国ロサンジェルスの美術家の国際交流展として1997年から相互に開催し、米国ロサンジェルスの非営利アートセンターである LA Artcore center と交流を続けています。昨年は米国より13名の美術家が来日し、日本側アーティストと共に作品展示や交流行事を行いました。
　本展の関連行事として「アートによる交流活動」の視点から、地域社会や子どもたちに向けて様々な企画を立案し、実施しました。九州展では、日米の美術家と一緒に制作を行う3日間6コースにわたる「アート･ワークショップ」やアーティストと会話をしながら作品鑑賞を行う「アートツアー」、日米の美術家による「ギャラリートーク」、美術と音楽・舞踏のコラボレーションから作品の生まれる現場を体験する「ライブ･ペインティング」、展示空間にジャズバンドを招いたライブ演奏などを行いました。
　また、京都展では京都在住の美術家と合同展示を行い、「茶会レセプション」や「ギャラリートーク」等の行事や日本文化に数多く触れるプログラムを設定し、国際交流を図りました。
　二つの地域、三会場で開催した国際交流展は、総来場者数２千名以上を数え、TVや新聞等のメディアにも取り上げられるなど、これらの美術展とその関連行事は、文化・芸術の社会への普及や促進に向けたひとつの試みになり得たのではないかと考えています。
　今回、東京上野の櫻木画廊より日本側参加作家の作品展示の機会をいただき、皆様と作品をとおした交流を行えることに感謝しています。